稲刈り(年長組)
- jimu885
- 10月3日
- 読了時間: 2分

5月に田植えをしてから、7月の生育観察は雨で中止になってしまいましたが、それ以降もクラスで作ったかかしに見守ってもらいながら、稲たちはすくすくと育ってくれました。
そしてついに、稲穂が頭を垂れる季節となり、みんなが楽しみにしていた稲刈り体験の日がやってきました。
当日は空に雲が広がり、涼しげなお天気でしたが、みんながバスで田んぼに着く頃には日差しも強くなり、いよいよ稲刈り活動が始まりました。

子どもたちは先生のお話をしっかり聞きながら、初めて使う鎌に少しドキドキしつつも刈り取りの心地よさを感じながら一生懸命に稲を刈っていました。

刈った稲を友達と協力して運ぶ姿からは、互いに助け合う気持ちや達成感が伝わってきて、思わず先生たちも胸が熱くなりました。

子どもたちは「つかれた~!」と言いながらも、達成感に満ちた笑顔で、とてもたくましく見えました。

11月には脱穀や精米を経て、みんなで幼稚園でおいしく食べる予定です。
普段何気なく食べているお米が、どのように育ってきたのかを自分の体で感じ、友達や先生と協力する中で、食べ物の大切さや感謝の気持ちを学んでくれたことと思います。
保護者の皆さまも、ぜひお家で「自分たちで育てたお米だね」と一緒に話していただきながら、子どもたちの頑張りや成長を感じていただけたら嬉しいです。
今回の体験で芽生えた「食を大切にする気持ち」という小さな苗は、これからも私たちと 一緒に、少しずつ育てていきたいと思います。
子どもたち一人ひとりが、自分で体験し、感じ、考える中で少しずつ成長していく姿を見ることができるのは、私たちの何よりの喜びです。