クラスだより 正英幼稚園れんげ組 10月号

園庭に出るときに園庭階段に座って空を見上げると
「あっ!ひつじ雲や!」
「ほんとや!ひつじがいっぱいお空を散歩してるみたい・・」
「あの大きいのはお父さんやな!」
「あそこに迷子になってるひつじがおるわ・・」
と、自然は子どもたちの想像力も豊かにしてくれます。
そんな子どもたちのつぶやきを聞きながらほっこりとする時間が大好きです。

先日、参観日でご来店いただいた「星のレストラン」はその後もたくさんのお客さんを招待しています。
最近は、時短営業なのか早々に(最近新しくできた)「うりきれ」の表示も出ています。
「たちいりきんし」と書かれバックヤードの出現や、「けえきやすいひかようび」(え?!火曜市)このようないろいろなアイデアは生活の中の「経験・体験」から繰り出されているのでしょうね。
改めて、経験や体験することの大切さを感じています。

いつものようにサツマイモにお水を上げていると、土の上にちょこっと顔を出しているお芋を見つけました。
「もう、そろそろお芋ほりする!?」と子どもたちの相談を耳にしたので、「お芋の葉が黄色く枯れてきたら掘り出す合図」と伝えました。
「僕のお芋の葉、黄色くなってきてたで!」
「よかった・・黄色くなってきたから枯れてると思って心配しててん!」と。
これまでは、緑色の元気な葉が自慢だったのに、この日からは黄色く枯れていく葉がうらやましくて仕方ない様子でした。
ある日、「先生!もうサツマイモばっちりやで!むっちゃ大きくなってるわ!早くおいもほりしよう!」と喜びの声が。
聞いたときは、意味がわからず、とりあえずお芋を見に行くと「ほら!もう葉っぱ全部枯れてるやろ・・!!」と。
見た瞬間、思わず「ぎゃあああ!!」と悲鳴をあげてしまいました。
「これは枯れてるのとちがうぅぅ!」と驚いていると、まるで「ごちそうさま」とでも言っているのかのようにそこにいた大人の手の親指よりも太くて大きな青虫を発見しました。
「この青虫が食べたんや!」と子どもたちも大騒ぎ!とりあえず、スコップにのせて園庭の隅の方に移動させていました。
ところがその後も(同じ青虫かどうかはわかりませんが)お芋の葉の上で青虫とは何度かご対面。
そのたびに、スコップに乗せてせっせと運んでいます。
お芋を狙われた相手ではありますが、子どもたちは敵とは思っておらず、あの幼虫は一体何になるんだろう?と興味をかきたてられている様子です。
駆除することは簡単ですが、サツマイモの栽培を体験することで、自然と向き合うという経験につなげていけるといいな・・と思っています。
さて、10月の末にはいよいよお芋を掘り出します。
どうかお芋は無事でありますように・・と祈る子ども達です。
結果は次月号でお知らせしますね。